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皆既月食の写真(+天王星も)

10月8日、皆既月食の写真をたくさん撮りましたが、整理しきれないので、ひとまず何枚かだけ写真を置いときます。

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皆既月食

なぜ皆既月食中でも月が見えるかというと、太陽の光が地球の大気に当たり、その光が漏れてるからです(細かく言うと散乱という現象)。その光がさらに月で反射して地球でも見えています。

では、なぜ皆既月食中の月が赤く見えるかというと、赤以外の光は地球の大気で吸収されてしまうからで、夕焼けと同じ原理です。

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皆既月食と天王星(ちょっと分かりづらいですが、右上のちっこいのです)

今日は、太陽-地球-月だけでなく、太陽-地球-天王星もほぼ一直線に並んでいたということですね。

満月のままですと、月が明るすぎて天王星を見つけるのは難しいですが、今日は、ちょうど皆既月食で見つけやすい日でした。

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皆既月食の終わり際


 

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時間を溯って、こちらは皆既月食になる前です。

最初は少し雲が出ていました。そこに飛行機がちょうど通ってました。月の上の線が飛行機です。動いてますので、写真で撮るとこんな感じに写ります。

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その4秒後。

きっと、飛行機の中からも月食を見ていたひとがいるんでしょうね。

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そのときの月。どんぐりか鈴カステラっぽいですね(笑)

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ほぼ同じ時の月。こっちはふつうの月に見えます。カメラの設定を変えるだけでこんなに写り方が変わります。


最初は少し雲があって、欠け始めを見れなかったのですが、その後は快晴になってくれました(薄いもやのようなものはかかってましたが)。

なにより天気が良くなって、皆既月食を見れて良かったです。ちょうど台風18号と19号の間になったのもラッキーでした。


例えば、大阪や神戸での皆既月食の見え方を調べる方法(10/08)

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/lunar-eclipse.html

月食の仕組み、東京での見え方はここの国立天文台のこのページに書いてあるのですが、各地での高度は少しずつ違います。


 【各地の月食がどの方角・高度かを調べる方法】

今回は、月食が始まる高度が低いです。ですので、場所によっては建物などが邪魔になって見えない可能性があります。

自分の居る地点での見え方を細かく調べたい場合は、国立天文台の「月食各地予報」のページで各地の見え方を調べることが出来ます。

http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi

例えば、大阪ならここの左上で「大阪」を、神戸なら「神戸」を選択して、「指定地点の予報をする」をGOをクリックすると、その地点での高さや方向が表示されます。

もっと細かく市町村単位でも指定可能ですので、自分の家のベランダから見えるかなーという場合はどうぞ。


 【事前に現地での高度方角を見る方法】

月食の方向高度を調べた上で、さらにiPhoneかiPad、もしくはiPod touchをお持ちの方は、「Theodolite」というアプリで、実際の場所で、高度方角の見え方を事前に見てみることができます。

https://itunes.apple.com/jp/app/theodolite/id339393884?mt=8

周りの建物がギリギリかなーという場合に便利なアプリです。


今日はスーパームーン。そして来月は皆既月食

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今日はスーパームーンの日だったのですが、残念ながら、うちの場所では、薄雲がかかってしまいました。でも、これはこれできれいですかね?

スーパームーンというのは、月と地球の距離が近く、満月が普段より大きく見えるときのことを言います。今年は、7,8,9月と3回ありました。


 

さて、ところで、来月の満月2014年10月8日は皆既月食です!

詳しい解説はここでするのもなんですので、国立天文台のサイトを見ていただければ分かりやすいかと思います。

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2014/lunar-eclipse.html 

(国立天文台 皆既月食 2014年10月8日)

今回の皆既月食は、時間帯も高さも比較的見やすいですので、是非見てみてください(ちょっと高度が低いですが)。

ただともかく、この日に晴れるかどうかが問題なんですよね。てるてる坊主でも作りましょうか。