ひょんさん(松井玲奈)主演の「新・幕末純情伝」、見に行ってきました。
良席だったので、ど迫力!
まず、あえて気になった点から書くと、全体にちょっとセリフが聞き取りづらかったですね。私が気づいた原因は2点。ただ、おそらくどちらも演出家さんなどの方は分かっててやってると思うので難しいところなんですが。
1点は、全員のセリフが概ね早口なこと。おそらくスピード感重視のためなんで仕方ないのでしょうけど、えらい早口のセリフが多くて聞き取りづらかったです。
もう1点はボーカルのある曲をセリフのあるシーンにも使っていたこと。こちらは分野によってはタブーなんですが、演劇ではよくあるんですかね? これも迫力重視の演出結果だとは思いますが。
良かった点は、とにかく殺陣の迫力、ギャグの伏線の緻密さ。
殺陣は3列目で見てたせいもあるんですが、ともかく鬼気迫る物がありました。自分が斬られそうで怖いくらいの動き! ギャグは下ネタ多めで、あれなように見せかけて、だいぶ計算された伏線のはり方をしてましたね。
そして、BGMでまさかの「D-LOOP」の『Sign of Destiny』! ここでこの曲を聞くことになるとは! (Abemaの密着放送で、知ってなければ現地でびっくりして混乱してたかも(笑))
この曲は、シングルのタイトル曲でなくて、「D-LOOP」の2ndシングル『Love me tender』(1997年)のカップリング曲です。かつて「D-LOOP」関連の記事の載ったサイトを運営していた私としては懐かしすぎる曲。
そして、「D-LOOP」で最も好きな曲です。
この曲を選んだのはつかこうへいさんなのでしょうか。他にも全体的に90年代らしい曲が多かったように思います。
あと、たまたまらしいのですが、ポケモンGOが出だしたまさにこのタイミングで、ポケモンの曲使ってるとは(笑)
昨年からではあるんですが、ひょんさんはもうアイドルだった気配が消えてますね。着実に役者になってます。