Windows

Internet Explorerの名称変更を検討 / Internet Explorer11の話

http://www.cnn.co.jp/tech/35052528.html
米マイクロソフト、IEの名称変更を検討 (CNN)

マイクロソフトが、IEことInternet Explorerの名称変更を検討してるそうです。


 

私はInternet Explorerをそのまま使うことはほとんどありませんが、IEのHTML レンダリング エンジンであるTridentを使うブラウザを良く使っていました。(Internet ExplorerということでWindowsでの話です)

具体的には、Lunascape6やSleipnir2や4ですね。

もっともLunascape6は、Tridentだけでなく、Gecko  (Firefoxや、かつてのNetscapeのHTMLレンダリングエンジン)  やWebkit   (Safariのエンジン)  を使うことが可能です。また、Sleipnir4の場合は、Blink   (Google Chromeのエンジン)  を使うこともできます。どちらも切り替え式です。

余談ですが、Google Chromeは昔はSafariと同じWebkitをレンダリングエンジンとして使っていました。しかしGoogle Chrome 28 以降はフォーク(分派のようなもの)して、独自にBlinkというエンジンを開発して使うようになりました。


 

さて話をもどして、Internet Explorerです。最新バージョンであるInternet Explorer11ですが、これまた出来が良くないのですよね。具体的にはエンジン部分のTridentが不安定。

そのおかげで、Tridentをエンジンとして使うLunascape6やSleipnir4なども不安定になってしまい、現在の所、あまり使いたくないブラウザになってしまいました。

もちろん、これらを使うのを諦めて、Google ChromeやFirefoxを設定してしまえば良いのですが、この両ブラウザはデフォルトの状態では機能が少なく使いづらいんですよね。

その点、LunascapeやSleipnirは最初から多機能なため、すぐに使いやすいと言う利点がありました。

使うパソコンが1つの場合はGoogle ChromeかFirefoxをきっちり設定してしまえばいいのですが、自宅や職場で複数のパソコンを使うような場合(私もなんですが)これがけっこうめんどうです。

そこでLunascapeやSleipnirのお世話になることが多かったのですが……Internet Explorer11のおかげでかなり困ったことになっています。

例えばLunascapeの場合、エンジンを切り替えて使えばよさそうなもんなのですが、Geckoのバージョンが古すぎる、Webkitだと見づらいなどまた別の問題があり、結局Tridentを使うのが一番ましという状況があるんですよね。


 

さて、そんなわけで、Internet Explorerにはまず名称変更よりTridentの安定化をお願いいたします。別に名称変更と同時でもいいのですが。

Internet Explorer11がリリースされたのは昨年10月(正確にはWindows8.1向けは10月。Windows7向けは11月)。もうけっこうな年月が経ってるのですが、不安定なままなんですよね。なんとかしてください!マイクロソフトさん!

追記:2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある

追記:「Microsoft 日本のセキュリティチーム」のサイトに以下の追記がありました。

(2014/8/18 追記)
現在、Windows Update / Microsoft Update / 自動更新経由でのこれらの更新プログラムの配信は停止しています。
なお、これらの更新プログラムをインストール後、特に問題が発生していないコンピューターでも、予防的処置のために、これらの更新プログラムをアンインストールすることを推奨します。

http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx

(Microsoft 日本のセキュリティチーム)

該当のアップデートをされている場合は、念のためアンインストールした方がいいかもしれません。

なお、対象は32bitOSではなく、64bitOSのみのようです。


 

Stop 0x50 エラー でWindowが起動できなくなるときの対処法

2014年8月13日にあったWindows7 とWindows8 (追記:Vistaでもあるようです)の更新プログラムによって、Windowsが起動できなくなる または異常終了するという例が報告されています。

うちのパソコンではいまのところ起こっていませんが、知り合いのパソコンではすでにこの症状が出たそうですのでご注意ください。

ブルースクリーンで『Stop 0x50 エラー』で起動できなくなった場合の対処法はこちらに載ってます。

http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2014/08/16/2982791-knownissue3.aspx

(Microsoft 日本のセキュリティチーム)

“regedit”でレジストリを触る方法ですので、不安な場合は、復元ポイントまで巻き戻した方が早いかもしれません。

パソコンが壊れたときは、電源様の祟り!

私は『電源教』信者です。

今回はちょっと煽り気味のネタ風味で行きます。

『電源教』ってなんだというと、PCを自作する場合に一番重要な部分は電源であるという教えです。CPUやグラフィックボードよりまず電源です。何がなんでも電源です。

また、PCが壊れたときはだいたい電源様の祟りです。


 【パソコン故障!】

さて、先月の話ですが、うちのPCが壊れました。

  • Windowsが起動しない。
  • BIOS画面が出ない。
  • ビープ音すら鳴らない。

こんな症状です。これはマザーボードかCPU、もしくは電源が壊れたか……。

こういう場合はだいたい電源様の仕業です!

迷ったら電源ユニット!

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そんなわけで新しい電源様(玄人志向 KPRW-SS600W/85+)をお迎えして、古い電源(実はこれがもらい物の古いものでした)と入れ替えました。

あっさり復旧!

また音も非常に静かになりました。

やはり電源様は大切です。『電源教』万歳。

【結論のようなもの】

  • パソコンが壊れたときの多くは電源が原因。
  • 古い電源様を供養して、新しい電源様をお迎えすれば直ります。
  • 電源教に入信しませんか?
  • ネタはともかく……経年劣化によって電源ユニットの容量不足が起こることがあります。特にパソコンは起動時に多くの電気を使いますので、古いPCではここで転けやすくなるのです。
  • やたらに高い電源を買う必要もないですが、パソコン自作時に電源代を変にケチらない方が結局はお得だと思っています。
  • 頻繁にパソコンを買い換えないで、長く使うタイプの方は特にご注意を

Internet Explorerの脆弱性対策

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Internet Explorerの脆弱性が見つかったということは、Internet ExplorerのHTML レンダリングエンジン(Trident)を使ってるブラウザにも影響がありそうです。

具体的には私の使ってるブラウザですと、Windows版のSleipnir4やLunascape6がこれにあたります。ともにレンダリングエンジンの切り替えはできるのですが、Lunascape6の場合、Trident以外のエンジンはバージョンが古すぎるという別の問題もありまして、対応が面倒です。

パソコンが1台ならば、単純にTridentを使っていないChromeやFirefoxを使えばいいことなんですが、自宅と会社すべてのパソコンの設定をするのもなかなかに面倒です。

そんなわけで、Tridentを使いたい場合は、以下の記事にある対策をするのが良さそうです。

http://japan.cnet.com/news/service/35047268/

「Internet Explorer」の脆弱性、日本人ユーザーが対策ソフト公開(CNET Japan)

リンク先はしばらく広告がでますが、しばらくしたら切り替わるようです

『User Profile Service サービス によるログオン処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません』の対処法

近所の桜

Windows7 (Vista共通) を起動時に、ログイン画面で正しいパスワードを入力しても「User Profile Service サービス によるログオン処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません」というエラーメッセージが表示されてログインできないときの対処法。

セーフモードで起動して、レジストリを直接いじる方法ですので、レジストリをさわったことがない人の場合はちょっと怖い方法かもしれませんが、慣れていれば簡単です。

Microsoftサポートの http://support.microsoft.com/kb/947215/ja 解決方法>方法 1: ユーザー アカウント プロファイルを修正する に書いてある通りにやるだけで直りました。

ちなみに、今回の件は、私のPCではないのですが…… パソコン工房に持ち込んだけども、「対処できない」(Windowsを再インストールしてくれ)と言われたそうです。ハードウェア的な故障ではないのでこういうのは対処してくれないもんなんですかね。

結論のようなもの

  • 今回は短時間で対処できましたが、当人達はけっこう大事になってたらしい
  • ユーザープロファイルの損傷がなぜ起こったのかは不明

追記:レジストリを触らなくても、セーフモードで起動→システムの復元でも治るらしいです。

どうやら、ファイル破損自体は、電源ON/OFFする以上どうしても起こるものらしいですね。正しい手順で電源ON/OFFしてても発生するようです。

SSDのクローンによる簡単お引っ越し

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いままで64GBのSSDをCドライブにしてたのですが、そろそろ前回のような面倒事が増えてきましたので、さっそく買ってきました256GBのSSD (TOSHIBA HDTS325XZSTA)

iTunesもiPadなどのバックアップを作るときに、有無を言わさずCドライブに置こうとしたりしますしね(涙) シンボリックリンク(mklink)である程度対応できるとはいえ、けっこうめんどくさいです!

  • OSを新たにインストールし直すのも面倒なので、クローン作成します
  • 同一PC内で、OSの入っているCドライブを入れ替え
  • SSD(64GB)→SSD(256GB)

使用ソフトは「EaseUS Todo Backup Free」。

【EaseUS Todo Backup Free】

https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

【EaseUS日本語公式サイト】

https://jp.easeus.com/

【窓の杜】

http://www.forest.impress.co.jp/library/software/easeustodobu/


 

手順

  • 新しいSSDをPCに接続
  • (PCを起動)
  • 「EaseUS Todo Backup Free」でCドライブのクローンを新しいSSDに作成
  • (PCをシャットダウン)
  • 旧CドライブのSSDを取り外して、そこに新しいSSDを接続
  • (PCを起動)

「EaseUS Todo Backup Free」では、クローンを作る際に、新しいSSDのパーティション設定もできるのでお好みで(今回はこれをあとでやるのがめんどくさかったのでこのソフトを使用しました)。

あまりにあっさりすぎて拍子抜けしたくらいさくっと終わりました(クローン作成に十数分。あとはSSDの抜き差しとソフトのダウンロードインストールだけ)。便利な世の中(?)になったものです。

結論のようなもの

  • さくっとCドライブの引っ越し完了。
  • 起動や動作も多少速くなったようです。
  • ただ、うちのマザーボードがSATA2なので、SSDの性能に負けてる?

Crystal Disk Mark でベンチマークしてみたところ、SeqのRead 259.5 MB/s 、Write 249.8 MB/s と出ました。まぁ実測でこんだけあれば十分そうです(SATA3にすればもっと出るはずです)。


リンク先にも赤字で書いてあるように、このソフトには無関係のショートカットが消えることがあるというよく分からないバグがあるようなので、ジコセキニンってやつで(うちではいまのところ問題無さそうですが)。

(追記:バージョンアップでバグは無くなったようですね)


余談ですが、現在のSSDはほぼTOSHIBA一択という状況です。少々お値段は張りますが、安定性・信頼性が圧倒的です。転送速度も際立っています。

インテル製も物を選べば悪くはないので、容量が好みの場合はこちらもありだと思いますが(ただし、お値段も東芝と同程度)、その他の格安の会社はお奨めできません。特にOSをインストールするドライブですのでここは特に信頼性重視をおすすめいたします。

(TOSHIBA HDTS325XZSTA / TOSHIBA HDTS312XZSTA)