過去最強とも言われる台風8号が接近中です。また、さきほど北海道では震度5弱の地震がありました。こういうときに、サーバーやNASを管理するひとにとって心配なのが、停電です。

地震はともかく台風の場合は、「事前に電源を落としておけばいけば停電なんか怖くない!」と行きたいところですが、業務上使ってるようなものでは、だいたいはそうもいきません。急な停電にも対処できません。

そこで、停電対策として、無停電電源装置(UPS)の出番です。


無停電電源装置(UPS)とは、簡単に言うとバッテリーが入っていて、停電時にもサーバーやNAS、パソコンなどの機器が安全にシャットダウンするまでの電源を供給してくれる機械です。

社内でNASなどを使ってる場合は付けてる場合も多いとは思いますが、小さな会社や家庭ですと停電なんてそうそうないよなんて思われて、対策されないこともあります。

台風などのときの停電で、NASやサーバーが急に落ちてしまい、HDDを損傷してデータが消えてしまうこともあります。そうなると、業務に支障が出るどころか、最悪仕事が止まってしまうなんてこともあり得ます。

家庭用のNASの場合も大事な写真が消えてしまった!なんてことも。

こんなことを防ぐために是非、無停電電源装置(UPS)を導入しておきましょう。


例えば、バッファロー製のNASとオムロン製のUPSの組み合わせでは、停電時に自動的にNASのシャットダウンを行うように信号を送るよう設定することができます。長い停電でも安心です。

また、停電から回復し、復旧した場合は、自動的にNASも起動するよう信号を送るよう設定することも可能で、とても便利な物です。

個人的には、UPSはオムロン製が信頼性が高く、設定も分かりやすいのでお奨めです。

どの機種が良いかは守りたいNASやサーバー、パソコンなどの使う電源容量の合計によります。UPSの選び方は、このあたりを参照してください。http://www.omron.co.jp/ese/ups/choose/sentei.html (外部サイト:OMRON)

小さいな会社や個人で使っているようなNASの場合はだいたいこのどちらかで十分だと思います(うちでも使ってます)。


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